明治末期に元国鉄総裁十河信二先生を中心に「西条学舎」として共同生活を始めたのがその発端とされています。大正9年に財団法人西条育英会が設立され、主として旧制西条中学の卒業生を収容してきましたが戦乱により一時中断の止むなきに至りました。
戦後、東予地区出身の在京諸先生の尽力により西条育英会を発展的に改組した東予育英会が設立され、昭和28年世田谷区下馬の地で「東予学舎」として再興がなされました。その後、昭和59年に宿舎の近代化を目的として新寮舎が調布の地に建設されました。
平成24年4月1日に公益財団法人となり、現在に至っております。戦後の卒寮生は約700名です。