佐賀育英会は、大正7年、鍋島直大(佐賀藩11代当主)を総裁、大隈重信(外相、首相、早大創立者)を副総裁として発足した。その後、財団法人として認可された大正10年から数えても、令和6年(2024年)は103年の歴史を有する団体である。当育英会は、設立当初の大正7年に奨学金給与事業を、また大正10年には顕彰事業を実施、さらに大正13年からは東京に松濤学舎を運営するなど逐次事業を拡大し、優良な学生の育英奨学や県教育の振興に寄与してきた。平成23年、公益財団法人として認可された。令和5年(2023年)1月から女子を受け入れることとなった。また、男女ともに中途入寮も可能である。