東京寮は、岡山県出身者で首都圏の大学に通学する男子学生を対象に、昭和21年に設立されました。当時の寮は、市ヶ谷にありました。設立当初、在寮期間2年定員50人になりました。昭和45年、老朽化と入寮希望者の激増に対処するため、高輪の県有地(旧池田邸跡)に新築移転し、現在に至っています。寮での協同生活を通じ、人間形成の向上、人格の陶冶に努め有為な社会人を育成することと、併せて経済的負担を軽減し修学の奨励を目的としています。現在までに約1700人が本寮で学生時代を過ごし、官界・実業界・文化界等の各分野で活躍しており、卒業後も寮友会や東京寮OB会等で親睦を図っています。