平成20年、山形県の庄内地方が母体の「荘内館」と山形県全域の「山形県県育英会」が合併して誕生したのが公益財団法人やまがた育英会です。荘内館は山手線駒込駅の近くに位置し、明治29年に庄内の有志が立ち上げた男子学生寮であり100年余の歴史がある。その間、多くの有為な人材を世に送り出してきました。独特の寮風が形成されており、卒寮生の多くは荘内館大学と呼び、深い愛着を抱いております。一方、山形県育英会は県の指導により山形県全育の男女学生のため、昭和31年に小石川に男子寮、38年には女子寮が設立されました。現在、合併に伴い小石川の土地を売却し、駒込に新しい男子寮と女子寮を備えた駒込学生会館を建設し、旧女子寮は板橋学生会館と名称を変更して男女共用寮となっている。